dolls 注釈と設定
『dolls』は、忍たまたちが “仮想”19世紀ヨーロッパ風のどこかの国で暮らしているという設定に
むりやり当てはめた上で進行する洋風パラレル作品です。
創作の物語の登場人物を彼らに演じてもらっている、
くらいに思っていただいたほうがいいかもしれません。
忍要素は絡んできません。
以下の御注意事項などをご覧の上、自己判断でご覧くださいますようお願い申し上げます。
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御注意事項
・舞台は“仮想”19世紀ヨーロッパ風のどこかの国、産業革命下にあり国政・治安などが不安定な状況です。
産業革命頃の英国の状況をモデルとしていますが・あくまでも架空の国・都市が舞台であり、
実在の国・都市、その歴史や国民の方々を侮辱する意図はございません。
当時を舞台にした映画などをイメージの参考にしています。
・忍たまたちが上記の国の住人として登場します。
身分の上下、職業などはばらばらです。
時間軸にズレがあり、原作におけるキャラクタ同士の年齢差とは誤差が出ている場合があります。
また、原作で親しいキャラクタ同士に面識がない場合があります。
・印象重視で彼らの名前・一人称・口調もろもろはほぼ室町準拠です。
・設定上、キャラクタたちはほとんどの場合
人身売買の対象となる“人形”(ヒロイン)を買って所有する立場です。
ヒロインに対して差別的な言動をとったり、やや暴力的な行為、性的行為に及ぶ場合があります。
・ヒロインのほとんどは“人形(ドール)”と呼ばれ、差別を受ける立場の女性です。
・設定上、ヒロインに対する言葉の差別、暴力描写・性描写、身分差別などがかなり含まれます。
また、人身売買の対象となっている立場であり、そうした扱いを受けています。
・忍キャラそれぞれにひとりずつのヒロイン設定がありますが、
キャラクタが確立していると言えるほどの個性描写はありません。
・名前変換がありません。
・キャラクタひとりごとに一話の物語があります。
ほとんどは個々に物語として独立していますが、
それらすべての物語が積み重なってひとつの流れを形成しています。
上から順番にご覧いただけると話の流れと時間軸どおりに進行します。
・設定上、あまり品のよくない描写や言葉回しが登場します。
それらは書き手の主張としてえがかれているものではありません。
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原作キャラクタ設定 > 身分、職業ほかさまざま
・潮江文次郎 多忙かつ退屈な日々を送る商人
・立花仙蔵 大切なものを守るために法をおかすことを決心した法律家 名門貴族の若当主
・中在家長次 近頃注目されている若手小説家
・七松小平太 中在家宅に居候している私立探偵もどき 調査だけしてきて長次に推理させる
・善法寺伊作 警察勤務歴を持つ町医者 実は身分も高い 後半の物語進行役を担います
・食満留三郎 若いが腕のいい大工・建築家
・尾浜勘右衛門 名門貴族の若様 自己中心的な遊び人
・平滝夜叉丸 成り上がり貴族の若様 聡明で自立心をしっかりと持っている
・夢前三治郎 特異能力を持つ一族に生まれた子ども 一族とともに旅をしている
※たまご四十四忍 全員分企画中
※その話のメインキャラクタ以外は作中に登場しても名前の記述がありません。
ときどきたまご以外のキャラクタっぽい人たちがゲストで登場します。
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ヒロイン設定 > 名前変換なし
“人形(ドール)”と呼ばれる立場の女性。
通称“人形屋敷”に暮らしており、そこでさまざまな教育を受けています。
身寄りのない、非常に美しい女性で、出身や経歴などは様々です。
屋敷を訪れた客たちに法外な値段で買われ、労働・奉仕を強いられます。
※“人形”とは、愛玩用に調教を受けた少女たちのことを特に指して言う差別用語です。
人間扱いをされておらず、酷使され辱められ命まで奪われるという事態が起きていますが、
政府や権力者は見て見ぬ振りで救済措置をとろうとしていません。
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